321系
製造年:2005年〜2006年
製造数:273両
制御方式:VVVFインバーター制御
JR西日本が、207系の後継車として製造されている車両である。207系と異なる点は、車内天井付近に次の停車駅などを表示する大型モニター(19インチ液晶ディスプレイ)の配置、車端部以外のロングシートの着席定員を7人から6人に変更の上、バケットタイプの座席になったなどである。
また、7両貫通編成ということから学研都市線京田辺以東には入線できない。その為、JR神戸線・京都線・宝塚線に投入されている。これにより、JR神戸線・京都線・宝塚線で走っていた201系が大阪環状線(森ノ宮電車区)と大和路線(奈良電車区)へ、205系が阪和線(日根野電車区)に転属している。
第1編成から第9編成までの1両当たりのパンタグラフが1基だったのに対して、第10編成からは1両当たり2基となっている。しかし、1基しか搭載していなかった編成も順次2基にされた。
当初、車体側面の帯は、207系の当初と同じ水色と青色の予定だったが、2005年4月25日にJR宝塚線塚口−尼崎間で発生した脱線事故の遺族や負傷者の感情に配慮して紺色とオレンジ色の帯に見直された。(207系も全編成が321系と同じ紺色とオレンジ色の帯となっている)
関連リンク:207系 201系 205系
甲種回送その1 甲種回送その2 甲種回送その3 甲種回送その4 甲種回送その5 甲種回送その6 甲種回送その7
(甲種回送となっていますが、全て自力回送です。あしからずご了承下さい。)
D1編成(1パンタグラフ時)
東海道線 茨木
D2編成(1パンタグラフ時)
東海道線 岸辺
最終編成となるD39編成
東海道線 高槻
製造中の様子(先頭車)
近畿車輛 徳庵工場(敷地外から撮影)
製造中の様子(中間車)
近畿車輛 徳庵工場(敷地外から撮影)
最新:2007年03月22日
前回:2005年12月23日