207系
製造年:1991年〜1997年、2000年〜2003年
製造数:477両
制御方式:VVVFインバータ制御
JR西日本が国鉄民営化後、初めて設計・製造した通勤型電車である。車体はステンレスで、半自動ドア化装置や耐雪装置などの機能を備えており、JR神戸線・JR京都線・JR東西線・JR宝塚線・湖西線などアーバンネットワーク内で使用されている。また、和田岬線で使用されている103系の検査入場時には代走として使用されることもある。
1990年に製造された試作編成(F1編成)だけは7両貫通編成となっている。その為、分割併合作業のある学研都市線京田辺以東の運用に入ることが出来なく、JR東西線・学研都市線の運用には入っていなかったが、2005年8月からはJR宝塚線で発生した脱線事故の影響による車両不足などの理由から「普通」限定だが松井山手まで運用に入っていたが、2006年3月ダイヤ改正で再びJR東西線運用から離脱した。
また、量産化改造を受けるまでは、運転台や乗降扉(客用)のデザインが他の編成と比べて独特な形状をしていたが、現在は改造済みである。
試作編成以外の編成は、3両または4両編成であり、併結して7両編成で運用され、上記の線区で活躍している。
一部の車両は、JR西日本・後藤製作所やJR西日本・鷹取工場でも製造されている。
車体側面の帯は、水色と青色だったが、2005年4月25日にJR宝塚線塚口−尼崎間で発生した脱線事故の遺族や負傷者の感情に配慮して、321系と同じ紺色とオレンジ色の帯に変更された上、2005年11月25日から運用に入っている。
また脱線事故によって、Z16編成(4両・日立製作所製造)が除籍となっている。
その他、JR東日本に207系900番代(試作車)があるがJR西日本の207系とは無関係である。
関連リンク:103系 321系
甲種回送その1 甲種回送その2 甲種回送その3 甲種回送その4 甲種回送その5 甲種回送その6
(甲種回送は、全て自力回送です。あしからずご了承下さい。)
旧塗装(オリジナル塗装)
網干車(試作編成)
山陽本線 明石
網干車(1000番代、1500番代)
東海道線 高槻
網干車(2000番代)
山陽本線 新長田
新塗装(321系と同じ塗装)
網干車(試作編成)
東海道線 大阪
網干車(1000番代、1500番代)
山陽本線 鷹取
網干車(2000番代)
JR東西線 尼崎
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