201・205系(JR西日本)
201系
製造年:1979年〜1985年
製造数:1088両
制御方式:回生ブレーキ付サイリスタチョッパ連続制御弱界磁制御
電機子チョッパ採用の省動力資源車両として、1979年に試作車1編成10両が試作された。
性能試験後に中央快速線の営業運用に就いた。そして1981年、同線を走行していた101系を置き換える為、量産車を中央快速線へ投入した。また、翌年の1982年には中央・総武緩行線、東海道・山陽緩行線にも投入された。試作車は、2005年10月に廃車となっている。
現在は、中央快速線、中央・総武緩行線、京葉線、埼京線、大阪環状線、JRゆめ咲線、和田岬線(103系R1編成の検査時のみ代走で運転)などで活躍している。
JR神戸線、JR京都線、JR宝塚線 、湖西線からは、2006年12月をもって、運用を離脱した。
JR西日本に所属する車両は、ベンチレーター撤去編成やN30更新工事編成、ブルーからオレンジ・ウグイスに塗装変更された編成、編成組み換えの上4+4両の編成などが存在している。
205系
製造年:1986年〜1992年
製造数:不明
制御方式:界磁添加励磁・抵抗制御
製造時の費用を節約するためにステンレスで製造した。1986年、山手線線の103系を置き換えるために、投入された。一次車の側窓は
上段下降・下段上昇の窓であるが、二次車からは1枚窓下降式のものに変更された。その後、山手線ではE231系500番代が投入されたため205系は2005年4月をもって運用を離脱した。山手線で使用されていた車両は、先頭車改造や短編成化などの工事を施工したあと仙石線・京葉線・武蔵野線・埼京線・八高線・南武線・南部支線・鶴見線などに転用されている。一部の編成には、6扉車を組み込んだものもある。
JR西日本に所属する車両は、201系と同じくJR神戸線、JR京都線、JR宝塚線で使用されていたが、2006年2月7日をもって、運用を離脱し、阪和線の日根野電車区に転属した。その後、サハを抜いた6両編成2本とそのサハを組み込んだ8両編成2本の4本が誕生し、阪和線で活躍している。
関連リンク:201・205系(JR東日本)
201系
奈良車(N30更新・強化型スカート装備編成)
関西本線 加美
下の8両編成から6両に組み替えられて、運用に就いている。
奈良車(N30更新・強化型スカート装備編成)
6両編成に組み替えられる前の8両編成時の試運転。この後、上の6両編成に組みかえられた。
東海道線 岸辺
森ノ宮車(N30更新・強化型スカート装備編成)
8両編成に組み替えられて森ノ宮電車区に転属した。しかし、所属表記は「神ホシ」のまま。
東海道線 高槻
森ノ宮車(N30更新・強化型スカート装備編成)
4+4両編成への組み換え前、7両編成時の写真。この試運転後に下の写真にように組み替えられた。
組み換えられているので、現存はしない
東海道線 高槻
森ノ宮車(N30更新・強化型スカート装備編成)
上の写真の8両編成組み換え後の写真
東海道線 高槻
網干車(N30更新・標準スカート装備編成)
東海道線 向日町
網干車(N30更新・標準スカート装備編成)
東海道線 岸辺
提供:松村様
網干車(ベンチレーター残存・標準スカート装備編成)
東海道線 高槻
網干車(ベンチレーター撤去・標準スカート装備編成)
東海道線 高槻
網干車(ベンチレーター撤去・強化型スカート装備編成)
東海道線 京都
205系
0番代(旧・網干車、現・日根野車)
東海道線 三ノ宮
1000番代(日根野車)
阪和線 天王寺