313系


製造年:1999年、2006年
製造数:187両(2005年11月現在) 今後の製造数:204両
制御方式:VVVFインバータ制御

国鉄から継承した103系や113系、115系、165系の置き換え用として登場した。これにより、JR東海から103系の運用が無くなった。JR東海管内の電化区間ならどの路線でも対応できるようになっている。その為、JR東海管内で車両限界が最小である身延線に合わせて設計されている。
以下のように、7つの番代に分けることが出来る。

0番代は、東海道線の名古屋地区で「新快速」などに使用されている。座席は転換クロスシート、車端部はボックスシートとなっている。4両編成である。
300番代は、東海道線の名古屋地区と飯田線、0番代の付属編成として使用されている。座席は0番代と同じである。2両編成である。
1000番代は、中央西線の名古屋−南木曽間と東海道線の名古屋地区で使用されている。座席は転換クロスシート、車端部はロングシートである。4両編成である。
1500番代は、中央西線用として使用されている。座席は転換クロスシート、車端部はロングシートである。3両編成である。
3000番代は、中央西線・関西本線・御殿場線・身延線で使用されている。座席はセロクロスシートである。ワンマン運転に対応している。2両編成である。
5000番代は、2006年秋から導入された新番代で、6両編成である。座席は車端部やドア横も含めて転換クロスシートとなっている。また、種別・行き先表示がLEDに。
8000番代は、中央西線の快速「セントラルライナー」(名古屋−中津川間運転)の専用車両である。座席は転換クロスシートである。3ドアだが、「セントラルライナー」運用時は中央のドアは締め切り扱いとなっている。3両編成である。他の番代と違って、車体の塗装が異なっている。

1999年には、グッドデザイン賞を受賞している。


関連リンク:103系(JR東海) 


0番代(大垣車)
東海道線 米原

300番代(大垣車)
東海道線 米原

5000番代(大垣車)
東海道線 名古屋

0番代・300番代の側面種別・行き先幕

5000番代の側面種別・行き先LED


最新:2005年11月18日
前回:2005年11月14日