711系
製造年:1967年(試作車)、1968年〜1980年(量産車)
製造数:57両
制御方式:サイリスタ位相制御
日本国有鉄道が、函館本線小樽−滝川間の電化開業に先駆けて試作車を製造した。その後、さまざまな試験を経て、量産車が登場した。国鉄の在来線としては、初めての量産型交流専用車であった。
室内は2扉クロスシートで、酷寒地使用を考慮して出入り口と客室を仕切っている。
電動車には主電動機への雪の進入を防ぐため雪切り室の設置、床下機器の密閉化、出入り口扉のレールヒーター取り付けなど、凍結防止と耐寒耐雪構造の強化を図られている。
しかし、731系の登場によってS60編成が2004年に廃車となっている。
函館本線 小樽
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