キハ31形


製造年:1987年〜1988年
製造数:23両

1987年4月の国鉄民営化に先立って、九州のローカル線用として製造された車両である。
車体やエンジンは新製だが、変速機や台車は廃車発生部品を使い、バス用部品を使うなどコストを低減し、また冷房など接客設備の改善も図っている。ワンマン運転対応のため、客室扉は車端部に寄せられている。
2004年には、急行「くまがわ」が廃止され、「くま川鉄道」での車両不足が発生することからキハ31−20の1両が同社に譲渡された。その他、「いさぶろう」「しんぺい」にも使用されていたが、2004年3月からキハ140系に車種変更されている。


久大本線 由布院